ICTで育児をラクにしたい

ICTで育児をラクにしたい

育児中のママがICT(情報通信技術)を用いて"すまーとらいふ″を目指します

このブログについて

このブログは、0歳児を育児中の筆者がスマホや家電を用いて、育児まわりの動線ラクにすることを考え、試したことをご紹介していきます。
今後の野望は大まかに、下図のとおりです。二段階でブラッシュアップしていきたいと考えています。

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大まかな流れ

  • なるべく、how to(どうやって設定するのか)を残していきます。真似してみたいと感じてくださった方は、ぜひ参考にしてみてください。質問も随時受け付けます。
  • 筆者のスマホはiPhone8です。試す内容はAppleiOSが中心で、android端末は時間があったら試してみるつもりです。ご了承ください。→Siriの音声起動がしづらいため、AIスピーカーamazon Alexa)へ変更します
  • 時には「使える」術もあるだろうし、「使えない」ものが殆どかもしれません。悪戦苦闘している姿を、見守ってくださると嬉しいです。
  • こんなことを試してみてほしい、という要望も受け付けます!(あくまでブログ趣旨に沿う内容でお願いします)

買い物リストを家族と共有する

amazon Alexaでできることの1つ、買い物リストの登録・確認。
amazon Alexaアプリを開いても、リストの内容が確認できます。しかし、ユーザー本人のアカウントで入るため、本人以外、家族間で共有できません。

そこで、家族間、特にダンナと共有させるためにLINEと連携してみました。
友達だけでなく、家族とのコミュニケーションでLINEを使われてる方は多いと思うので、ご参考にして下さい。(SMSならもっと簡単に設定できます。)

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買い物リストをLINEで連携イメージ

- 利用シーン
「ダンナー、牛乳と納豆を帰宅途中で買ってきて💦」
という様なやり取り、文字打ち込みをする必要なく、Alexaに一言伝えるだけけで完結します。


- 便利なこと
実際、数ヶ月使ってみました。
料理しながら、抱っこしながら、子どもと遊びながらと、両手がふさがっていることが多いママにとっては重宝する機能です。
ダンナも自宅にいる時、よく使ってくれてます。
以前はホワイトボードに書いて共有してましたが、使わなくなりました。


- 面倒な面もあり
買い物リストは、買い終わった項目は消していく必要ありますが、消すのはamazon Alexaアプリからでしかできません。よって、操作はユーザー本人になるため、スマホいじれるときに忘れずに消していく必要があります。

また、最初のLINEやり取りイメージにもありますが、Alexaさんがうまく聞き取ってくれないと、意図しないモノが登録されます。”朝食シリアル”が、”朝食しりやろう”になったりします;


-設定の仕方
【事前準備】
・IFTTTのアプリをインストール、アカウント設定しておく
ifttt.com

・LINEで新規グループ作成し、共有したい家族とLINE notify(下記リンク参照)に参加してもらう
notify-bot.line.me

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LINEでグループ作成


【IFTTTでのアプレット作成】
「もし、amazon Alexaから買い物リストに何があるか呼び出しがかかったら、LINEへ設定したメッセージを送信する
→if「this :amazon Alexa」then「that :LINE~

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IFTTT-1
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IFTTT-2
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IFTTT-3
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IFTTT-4
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IFTTT-5
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IFTTT-6
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IFTTT-7
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IFTTT-8
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IFTTT-9

【動作イメージ】
①Alexaさんに、逐次買い物リストを追加していく

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買い物リスト

②Alexaさんに、「買い物リストを教えて」というようなことを訊く

③IFTTTへ買い物リストの内容が送信され、IFTTTを介してLINE notifyへ連携情報が伝わる

④LINE notifyのトークが、グループ内で確認できる(複数名で共有)

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買い物リストをLINEで連携イメージ

保育園が決まった~待機児童数ワースト地区での戦略~

ずっと結果待ちでそわそわしていた保育園へ、0歳児枠で4月入園できることが決まりました。

しかも、駅チカ第5希望の施設です。その必勝法について、備忘録を残していきたいと思います。

 

  • 前提条件

私たち家族は、埼玉県でも保育園入園待機児童数ワースト1、2位を争う、激戦区に住んでいますが、市の努力もあり、認可保育園数はかなりあります。

また、入園希望施設へ割り振られる際に基準となる加点(調整点数)も、アベレージ(※)の世帯です。

そして、賃貸アパートに住んでいるため、最悪、引っ越しができます。

※夫、妻ともに自宅外でフルタイム勤務(就業規則で、休憩含み月170時間)。現在の保育者は育休中の妻であり、面倒見てくれそうなじいちゃんばあちゃんは同居していない。

 

  • 入園申込先の戦略

当初は、現在の賃貸アパートから通える範囲MAXで考えていました。しかし、0歳児枠とはいえ、我が家の調整点数はアベレージなので、昨年の結果を見たところ保留になる可能性もありました。

そこで、統計大好きなじいちゃんの助言を受けます。昨年の調整結果と今年の新設保育込みの全体受入人数をみたら、「施設を選ばなければ入園できるよ」と。

理由は、昨年は我が家より低い点数の人が何名も内定していて、4月の1次募集で定員割れした施設があったからです。

まるで、仕事を選ばなければ就職できるような、昨今の労働市場のようです。

賃貸暮らしだし、引っ越しを前提にすれば、どんな辺鄙な場所の保育園になっても、ある程度対処できる。

旦那とも「その(引っ越し前提の)腹をくくるか・・・」ということを意識合わせした。また、全施設に応募できたのには、認可保育園であれば変なところはなさそう、という感覚もあったことが大きい。

申請書には50園分の希望順位を記載することに。市役所担当者も驚いたろうな・・・。

 

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保育園希望施設記入用紙(順位づけ)

 

  • 最後に

結果はまさかの第5希望だったので、応募可能な全施設を申請しなくても、結果的にはよかった。

しかし、全施設に申請していたからこそ、結果発表までの期間は割と気楽に過ごせたと思う。もちろん、引っ越しになったらどうするかをある程度イメージしたりしてはいましたが。

 

応募数に上限がなくて、認可施設はある程度信頼できそうと思えるのであれば、この戦略はおススメできます。

 

siriショートカットで授乳量を記録する

筆者は現在、0歳3カ月の息子の授乳を混合(粉ミルク&おっぱい)であげています。

特に生まれて間もないころは、おっぱいの出が悪かったので、それこそミルクに頼っていて、毎日「このミルクの量で足りてるんだろうか・・・」と心配になっていました。

また、一日の摂取量を管理することが大事(飲ませすぎもNG)で、「(1日の摂取目安量に対して)あとどれくらい飲ませても大丈夫なんだろう・・・」と気になることが多く、どれだけ飲ませたかを記録できるものが必要でした。

今ではおっぱいの出る量も増えてきて、粉ミルクであげる量・回数は減っていますが、それでも記録は続けています。

siriを使った音声入力での授乳記録

おっぱい・ミルクを飲ませるとき、飲ませた直後は両手が塞がっているものです。

そんなとき、声で授乳量を記録できたらラクだな~と思いました。

2018年10月のiOSアップデートで、siriショートカットが素人でも作りやすくなったので、これをきっかけに作成してみることに。

 

siriショートカットでは、普段スマホをいじっている際の動作を一部、自動化することができます。また、お願いの仕方も「hey,siri」の呼びかけで起動します。今回のミッション、"授乳量を記録する"においては、以下のような操作を踏んで登録することを考えました。

  1. iOSのアプリ「ヘルスケア」で管理できる「水分」のカテゴリを選択
  2. 新しいデータとして、その時点で飲んだミルク量をmlで記録
    ただし、手入力を省きたいのでリスト選択にする
  3. 1日の累計をグラフで確認

上記の登録から確認までの流れがsiriショートカットによって自動で行えるようになります。(水分→ミルク、と自分の中で読み替える必要ありますが、そこまで気になりません)

 

ショートカットの作成方法

大まかに、以下の流れです。全てスマホ上で実施しました。

  • ショートカットアプリをインストール
  • ライブラリの「+」で新しいショートカットを作成

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  • 検索エンジンを使って、必要なワークを追加&編集していく
    たとえば、「ヘルスケア」を検索入力すると、ヘルスケア関連でsiriに実行してもらいたい動作を選べるようになります

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  • 一連の動作を繋げ終わったら、右上の設定マーク→Siriに追加で音声実行の際のフレーズを登録。一連の動作の名前とアイコンも編集する。よく使うショートカットの場合は、「ホーム画面に追加」もしておく。

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↓できあがった「授乳量を記録する」siriショートカット

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↓できあがった「授乳量を記録する」siriショートカットの動作画面推移

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数日使用してみてわかったこと。。それは、siriに声で呼びかけ上記の自動実行を起動できると思っていたのに、画面がロックされている状態では、siriさんは実行できないということ。まずは、ロック解除せよと言われます。

よって、最初から手での操作がマストとなりました(^ ^;)こどもを抱えながらは難しいですが、片手操作はできます。

ホーム画面にショートカットを置いておけば、すぐ起動できるので、今はその使い方をしています。

Alexaが商魂たくましい件

昨日、子どもを寝かせたあと、よなよなIFTTTのアプレット※を作成していましたが、どうもうまく動作しない。

※ 旦那の日課であるゲームのプレステを、ラクに起動させるため、テレビの入力切替から、HDMI入力画面に自動で切り替える設定を試みた。
IFTTT(イフト)は、ここではAmazon Alexa(音声入力)→nature remo(テレビ操作)を連携するために用いているアプリケーション。

「Alexa、プレステ起動をトリガー」
の呪文で動くはずなのですが、入力切替画面を表示させてからはテレビ選択あたりをうろうろする始末。
今日もうまくいかないので、思わず旦那
「Alexaが悪いわけじゃないんだけど、なんだかなぁ〜」というようなことを言った。
すると
amazon??ミュージックのご案内。x@&%xx。入会しますか?」
と、Alexaが何やら課金を勧めてきた‥!

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違うよ

聞き間違いなのは分かるけど、
商魂たくましいAlexaさんでしたw

【準備】どのAIスピーカーを使うか

育児はとにかく子どもを抱っこしたり授乳したりあやしたり、手が離せないことが多いですよね。

そんな時に、音声だけで家電やスマホを操作できたら、なんと楽なことか!と思いませんか。

そこで、普段使いのスマホiphone のSiriさんに、作成したショートカットの呪文を投げかける訳です。
「ヘイSiri、ミルクの記録」
※別記事参照
mothers-smartlife.hatenablog.com

するとこう答えます。
「まずはiphoneのロックを解除してください。」
そう、ハンズフリーで操作できると思ってたのにできないじゃないか!と、ガックリしてしまいます。

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がっくり

しかし、これは仕方ありません。端末のセキュリティの観点から、第三者が勝手に声だけで操作できたら問題ですから。今のところ、iPhoneは声紋機能(ご主人様を声で本人識別する)は搭載されていないので、そんな機種が出るのをひたすら待つか、声で操作することを主眼とするならAIスピーカーを手に入れるか。
結論としては、Amazon EchoGoogle homeなどのAIスピーカーを購入するのが、現時点での最適解だと思い至りました。

AIスピーカー選定

Appleもhome podなるものをリリースしていますが、2018年末現在、日本語対応していないため候補から外れます。
残ったamazongoogleどちらにするか迷いましたが、育児で思うように外出できないためamazon利用頻度が高まっており、prime会員になっているので、Amazon Echoに軍配が上がりました。prime会員なら、amazon video、book、music聞き放題です。bookはAlexaが音読してくれるし、musicも指定したジャンルを延々流してくれます。

スマートリモコン選定(家電操るため)

リビングにある、メーカーが異なる複数の家電を買い替えしないで、まとめて音声操作したいので、赤外線操作をまとめてくれるスマートリモコンも購入することにしました。

Nature Remo mini 家電コントロ-ラ- REMO2W1

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参考にしたサイトはこちら。よく比較検討されていて敬服します。
www.benrilife.com


また、2018年12月時点で発売されているAmazon Echo Plusでは、スマートリモコン機能搭載とのことですが、うちにある自動化したい家電はAlexaスキルが未対応なので、候補から外れました。


なるべく、スマートホーム化で課金しないつもりだったのに、早くも初手でつまずきました。でも、それでも合計2万円以下の初期投資です。
そして、我が家に到着したAIスピーカーとスマートリモコンさん。今後は宜しくお願い致します。

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よろしゅう